Policy
国内外の構造設計や建築コンサルティングはお任せを
構造設計ポリシー
これまで国内外において空港や駅ビル、病院、マンションや高層ビルなど様々な建物の構造設計を担当してきた豊富な経験を有しており、お客様のイメージや理想、構想を確かな形に変えるべく今後も技術力と提案力に磨きをかけ続けてまいります。免震構造や制振大空間構造といった特殊な構造についても柔軟に対応いたしますのでぜひお気軽にご相談ください。コンサルティングや海外対応も含め、建築に関わる幅広いサービスに関する概略や特色などをわかりやすくご紹介いたします。
魅せる構造・見える構造・隠す構造を意識し、徹底的に造りこむことでクライアント・アーキテクトの期待に応えます
魅せる構造構造システムの追求とディティールのつくり込により構造が一部となる構造設計を目指します
東京工業大学緑ヶ丘6号館
千鳥格子耐震壁と自重を支えるフレームを分離することにより、外周の柱・梁断面を400×400とし、格子ユニットと整合した構造フレームとしました。
和歌山県庁南別館
耐震ラチスと名付けた斜め格子フレームを外周に配置し室内に耐震壁やブレースを設けることなく、耐震性能の向上を図っています(中間層免震構造)。
駒沢オリンピック公園屋内球技場
鋼管アーチによる吊り屋根構造とすることで、屋根構造をH形鋼単材で構成し、高さを抑え、気積と外装面積を低減した体育館としました。
見える構造構造体として認識させないレベルまでディテールにこだわり、建築と⼀体となった構造を⽬指します
成⽥空港第5サテライト
トップライトを⽀える梁の形状を偏⼼H形鋼とし、弱軸使いすることで、サッシュと⼀体となったトップライト架構を実現しています。
徳島阿波踊り空港
阿波踊りの躍動感を表現した組柱。接合部は鋳鋼としました。格⼦状の屋根は裏波溶接として溶接線が⽬⽴たなくなるよう配慮しました。
新千歳空港国際線ターミナル
マリオンの溶接4⾯ボックスから溶接シームを⽬⽴たなくさせる⼯法を採⽤しました。右の写真は溶接試験で確認しているところです。
隠す構造隠す構造柔軟な発想と綿密な構造計画により建築と⼀体化し意識されない構造を⽬指します
TOTOミュージアム北棟
下階ほど⼤空間となる建物構成をブレース兼⽤の層間トラス構造とすることでフレームを感じさせない建物としました。壁内にフレームを内蔵させた鉄⾻造による軸組壁⼯法といえる構造です。
TOTOミュージアム南棟
最⼤間⼝25mのアーチ状建物をH-450x200のリングアーチで実現することにより、ダブルスキンの展⽰施設を軽快に実現しました。屋根ふき材の下地をデッキプレートにして施⼯性と軽量化を実現すると共に、遺伝的アルゴリズムによる最適化により導いた、応⼒を最⼩化する形状を採⽤しました。
つくばみらい市⽴陽光台⼩学校
集成材を利⽤した⽊造とRCの平⾯混構造。教室を⽊、⽔廻り・シャフトを1000㎡区画を兼⽤したにRCとしました。特徴的な三⾓壁を利⽤し、8.1mスパン⽀持したほか、Fc30と細径の主筋により、400⾓のRC柱を実現し、RC架構を感じさせない建物としました。